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Webシラバス入力マニュアル

PFD版はこちらからダウンロードできます。内容はweb版と同じです。
>Webシラバス入力マニュアル.pdf?

【更新情報(2025.2.3)】

認証評価による指摘を踏まえ、シラバスの定義や役割を明確化するとともに、どのような授業が行われ、知識?技術等が習得できるのかを「学生目線」で作成していただけるよう、「3.授業概要~教員の実務経験」部分を中心に見直しを行っていますのでご確認ください。

0.はじめに

(1)シラバスの定義
シラバスは、一般的に以下のように定義づけられています。
「各授業科目の詳細な授業計画。一般に、大学の授業科目名、担当教員名、講義目的、毎回の授業内容、成績評価方法?基準、準備学習等についての具体的な指示、教科書?参考文献、履修条件等が記されており、学生が各授業科目の準備学習等を進めるための基本となるもの。また、学生が講義の履修を決める際の資料になると共に、教員相互の授業内容の調整、学生による授業評価等にも使われる。」(中央教育審議会, 2008

(2)シラバスの役割
 ① 授業選択ガイドとして
 ② 契約書として
 ③ 学習効果を高める文書として
 ④ 教員と学生の人間関係づくりのツールとして
 ⑤ 授業の雰囲気を伝える文書として
 ⑥ 授業全体をデザインする文書として
 ⑦ カリキュラム全体に一貫性をもたせる資料として
 ⑧ 教員の教育業績のエビデンスとして
 (出典:佐藤浩章編(2010)「大学教員のための授業方法とデザイン」玉川大学出版部)

1.ログインからシラバス入力画面を表示させるまで

1 CampusPlanにログインする。 【教員用】ログインページはこちら
2 「Webシラバス」をクリックする。
3 「Webシラバス」画面が表示されたら、「受持講義一覧」をクリックする。
4 「受持講義一覧(シラバス)」画面が表示されたら、画面左側の「選択」ボタンをクリックする。
5 「シラバス入力」画面が表示される。

注意事項

1 前年度分の同一講義コードのシラバスがコピーされた状態が初期値として登録されています。
新規開設科目や通年科目が前期?後期に分割された場合等、新しい講義コードが作成されるまでに時間がかかる場合があります。
その場合は、講義コードが作成され、シラバス入力用の画面ができるまでしばらくお待ちください。
2 HTMLタグは使えません。
3 Webシラバスに入力された情報はシラバス検索機能を通して学外へ公開されます。電話番号やメールアドレス等、学外へ公開したくない情報は絶対に入力しないでください。
4 入力できない文字は特にありませんが、環境依存文字は避けていただくことをお勧めします。

 

2.ヘッダ、担当教員、登録タイプ、シラバス引用

ヘッダ

講義コード~
代表時限の各項目

CampusPlanに登録されている講義情報です。
シラバス入力の画面からは変更できませんので、
変更がある場合は各教員室を通じて教務係へご連絡ください。
(曜日時限?担当教員の欄の変更も同様です)

授業を行う教員 授業を行う教員を入力してください。
担当教員欄に名前のない教員(ゲスト講師等)の入力も可能です。
(例)山田 太郎(月曜1限)、山田 次郎(木曜1限)
(例)山田 太郎(奇数回)、山田 次郎(偶数回)
時間割に関する
注意事項
代表曜日、代表時限に表示されない情報等、時間割に関する注意事項がある場合に入力してください。
(例)月曜1限と木曜1限の週2回授業を行う。
(例)前期?後期 の時間割が違うので注意すること。
(例)別途掲示する。
授業で使用する言語 授業で使用する言語を入力してください。
(例)日本語のみ
(例)英語のみ
(例)基本的に英語、一部日本語
特記事項 その他、特に注意が必要な事項がある場合に入力してください。
(例)前期に「〇〇演習Ⅰ」を修得済みであること。
(例)同時に「〇〇実習」を履修すること。
(例)〇〇年度以前入学者は、「□□実技」を履修すること。

担当教員

職種、氏名、所属 CampusPlanの講義情報に登録されている担当教員です。
二重丸◎が付いている教員は代表教員として登録されています。
シラバス入力の画面からは変更できませんので、
変更がある場合は各教員室を通じて教務係へご連絡ください。

登録タイプ

登録タイプ 必ず「データ登録」を選択してください。
「URL」は選択しないでください。
シラバス引用 隔年開講科目や新規開設科目等、前年度の同一講義コードのシラバスがない場合や、
シラバス内容を全面的に変更したい場合は、
過去数年間の全ての講義の中からシラバスをコピーして再利用することができます。

シラバス引用

1 「シラバス引用」ボタンをクリックする。
2 「シラバス引用」画面が表示されたら、検索条件を入力し、「以上の条件で検索」ボタンをクリックする。
3 検索条件に合致する講義が表示される。
4 画面右側の「参照」ボタンをクリックし、シラバス内容を確認する。
5 コピーするシラバスが決まったら、画面左側の「選択」ボタンをクリックする。
6 「シラバス引用」画面が自動的に閉じられ、「シラバス入力」画面に戻ります。
7 シラバス内容がコピーされたことを確認します。

 

3.授業概要~教員の実務経験

具体的な項目ごとの記載については、下記をご確認ください。

(英文シラバスについて)
シラバスは全ての科目において整備?公表されるべきものであり、本学ではさらに英語によるシラバスの提供を進めているところです。
シラバス作成にあたっては、全項目を日本語および英語で記載するようお願いします。特に交換留学生や英語を主たる教育言語とする専攻の留学生、海外協定校から英文シラバスの問い合わせが増えてきておりますので、必ず入力をお願いいたします。

授業概要

授業の目的(なぜ当該授業を学習する必要があるか、何のために当該授業が存在するか)、概要(どのような方法や内容で当該授業を学ぶか)を簡潔に記載します。「~するために、~を修得する」等、総括的な動詞(※)を使用し、主語を教員ではなく学生としましょう。授業のスタートラインに立つ学生に向けて記載してください。

例) 本授業では●●に関する問題意識に基づき、○○について学びながらそれらに関する知見を習得する。
例) 本授業では●●を研究対象として扱うことを試みる。○○についてテーマ設定し、その背景にあるにものを理解する。

※総括的な動詞の例
修得する 身につける 理解する 創造する 位置づける 価値を認める 知る 認識する 等

到達目標?
カリキュラム上の
位置付け

「到達目標」と「カリキュラム上の位置づけ」を分けて記載してください。

<到達目標>
到達目標は、学生が授業終了段階で身につけるべき能力を指します。学生が何を学び、何を習得するか、何ができるようになるかの視点で記載します。条件(制約?制限)や基準(数字など)を盛り込むなど、授業のゴールラインが何か明確に分かるように記載してください。

例) 受講生が自らの生きている社会の中における芸術のあり方に対し主体的に考える力を養うことを目指す。 
例) 芸術表現に関する多様な思考ツールを身につけ、自己と他者や世界との新しい可能性を切り開く土台を構築する。
例) 各分野の芸術表現を理解するための基本的な概念について学び密度の濃い作品分析ができるようになる。
例) 
作品/演奏の完成と講評を通じて、プレゼンテーション能力とディスカッション能力を養う。学生を主語にして「○○できる」と動詞で終止させましょう。また、知識?態度?技能の視点で考えると記載しやすいでしょう。

 知識:述べる、説明する、分類する、使用する、適用する、応用する
 態度:行う、表現する、参加する、コミュニケーションする、始める、見せる
 技能:実施する、調べる、準備する、工夫する、動かす、感ずる、始める

目標への到達度を評価するため、成績評価では、到達目標と評価方法を対応させる必要があります。到達度を評価しやすくするために、原則として、一文につき一つの目標を記載します。
評価される条件(例「○○を使って」「△△を見ながら」)、基準(例「具体例を3つ以上説明できる」「□□を完成させることができる」)を明示してください。

<カリキュラム上の位置づけ>
カリキュラムポリシー、ディプロマポリシーと当該授業の関連、
当該授業のカリキュラム上の位置づけ等を日本語で入力してください。
(例)学生が修得すべき〇〇のうち、□□について修得する。
(例)〇年次履修科目の□□の前提として、△△を修得する。

?東京藝術大学の使命と目標
?教育研究上の目的
?カリキュラムポリシー(※令和6年度、映像研究科を除く学部?研究科で改正有)
  美術学部 美術研究科 音楽学部?研究科 映像研究科 国際芸術創造研究科
?ディプロマポリシー
  美術学部 美術研究科 音楽学部?研究科 映像研究科 国際芸術創造研究科

授業計画?内容

学生が授業の全体(初回から最終回まで)を把握できるように、各回の授業テーマや学習内容について、各回具体的に記載します。
その際、学生が目標を達成しやすい(理解しやすい順序、記憶に残りやすい順序、身につきやすい順序 etc)ように配置してください。
また、学生の学習動機を高めるように配置してください。

各回の内容を明記するのが難しい場合、「第2回 制作(○○、△△について)」「第3回 制作(◆◆、▼▼について)」のように、なるべく具体的に記載するようにしてください。
例えば、半期全15回の授業を設定する場合、15回目の授業内容を「期末試験」のみとすることはできません。「60分の確認試験と30分の講義(事後説明、解説)」のように、授業の一部として確認試験を実施してください。それを行わない場合、授業とは別に16回目に期末試験を実施してください。
「卒業論文」や「卒業制作」、「卒業演奏」のように成果に対する単位付与の科目については、回数を記載する必要はありませんが、成績評価基準を明確にするようにしてください。

表形式で授業計画を作成する場合は、次の「授業計画表」をお使いください。

授業計画表 授業回ごとに表形式で授業計画を入力することができます。
入力方法は「4.授業計画表」をご参照ください。
テキスト?参考文献

テキストは学生が授業に関連する学習(授業時間内?外いずれも含む)で使用するものです。一方、参考文献は、関心のある学生が発展的な学習をするために使用を推奨されるものです。

教科書を使用する場合、学生が入手しやすいように書名、著者名、出版社、出版年、価格(もしくは入手方法)を明記します。書籍以外の指定教材がある場合、その形態及び入手?アクセス方法(各自特定ウェブサイトからダウンロード等)を記載します。

準備学習内容?
時間の目安

学生が到達目標に達するためには、授業時間外の準備学習についても具体的に記載する必要があります。大学設置基準では、1単位あたりの学修時間数は45時間(例えば、講義科目の場合、授業時間内学習15時間、授業時間外学習30時間で構成)と定められています。単位制度の実質化の観点から、学生の学修時間を確保するため、予習?復習の内容や方法を具体的に示してください。

(例)毎回の授業で次回授業までの課題を出す。(〇〇分程度のもの)

成績評価基準?
課題?フィードバック
客観的な成績評価の基準、授業期間を通して課される課題(試験やレポート等)の内容?評価の観点、提出の時期、課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの内容等を入力してください。

(評価基準の例)期末試験 30%、ミニテスト 30%、ミニレポート 20%、グループワークへの参加度(※) 20%
※グループワークへの参加度は以下の観点で評価する。
①発言回数、②発言内容

学生へのメッセージ 学生へのメッセージ等を具体的に入力してください。
(例)履修者には〇〇することを期待する。
(例)□□について補助が必要な学生は申し出ること。<